ソーラーと電波って何が違うの?自動巻きと手巻きって?
時計の進化とともに時計の種類もたくさん出てきました!
そこで最新のGPSやBluetooth機能も含めてご紹介していきたいと思います!
まずは「針の動かし方」と「時刻の合わせ方」で時計の機能を整理する必要があります!
◇針の動かし方は主に「機械式」と「電池式」の2つ!
①まずは「機械式」です。こちらは電池を使わない時計になります。
さらに機械式は手巻きと自動巻きに分かれます。
手巻き式はリューズを自分で巻いてゼンマイの戻る力で動かすのが「手巻き式」時計になります。
次に自動巻きですが、こちらは自分で巻く必要はなく腕を動かすだけで自動でゼンマイを巻き上げ勝手に動きはじめるのが「自動巻き」です。
□「機械式 手巻き」…手動でりゅうずを回しゼンマイの力で動く。
□「機械式 自動巻き」…りゅうずを回す必要はなく自動でゼンマイを巻き上げ動く。
②2つ目は「クオーツ」です。こちらは電気の力で細かな振動を起こしその力で
時計を動かす時計のことを言います。電気の力を起こすためにボタン電池を使用しますが
こちらが電池交換が必要なものと必要ではないものがあります。
必要ないものがソーラー電池ですね。こちらは太陽の光や蛍光灯の光で
発電してそれを蓄えることができます。
□「クオーツ式 電池交換必要」
□「クオーツ式 電池交換不要(ソーラー電池)」
と分けることができます。
まずは針の動かし方での仲間分けができました。
◇次に「時刻の合わせ方」です。最近ではいろんな技術の進歩によりこの時刻合わせの手法がたくさんできてきました。
今までは「手動」で時間を合わせていました。リューズを一番奥までひっぱってくるくる回して合わす手動式。
最近多くなってきたのが「電波式」。これは電波塔から発信する電波を受信して時刻を合わせるものです。西日本では北九州にある「はがね山標準電波送信所」の電波を受信しています。
そしてCITIZENやSEIKO、最近ではガーミンなどが力を入れている「GPS」。衛星からの電波を受信して時間を合わせるものです。
最後にカシオが力を入れる「Bluetooth」です。これは携帯と同期させることで時間を合わせるという手法です。
□「手動」…リューズをひっぱりまわして合わせるタイプ。
□「電波式」…電波塔からの電波を受信して合わせるタイプ。
□「GPS」…衛星の電波を受信して合わせるタイプ。
□「Bluetooth」…携帯と同期し時刻を合わせるタイプ。
という感じです!
●動かし方…機械式(手巻きor自動巻き)・電池式(電池交換必要orソーラー電池)
●時刻の合わせ方…手動・電波式・GPS・Bluetooth
とまとめることができます。
ほかにも時計を動かすことで発電し電池を蓄えるSEIKO独自の「キネティック」などもあります。
以上がアナログ式時計の整理になります。
デジタルはもちろん、機械式はなく「電池式」だけとなります。
ソーラー電池のものもありますし、時間の合わせ方も「手動」「電波」「GPS」「Bluetooth」すべての種類がありますので、ぜひ時計選びの参考にしてみてください!